英語教材を提供しているアルクが35年目を迎え、創業者である平本氏のメッセージが公開されています。

アルクの1000時間ヒアリングマラソンとは、英語耳の臨界点“critical point”を目指す!という主旨、創業者の想いから生まれた英語教材。

もともとは英語月刊誌「ENGLISH JOURNAL」、略して“EJ”を すんなり聞けるようになるための支援教材として開発されたのが1000時間ヒアリングマラソンなんだそうです。

ある日、突然に訪れる「耳が抜けた」、耳が「英語に開ける」と表現する瞬間、それをListeningのcritical point(臨界点)と捉え、その体験を一人でも多くの方に味わっていただきたい、という思いから制作された教材が1000時間ヒアリングマラソンであるということなんですね。

ただ、1000時間はひとつの目安であって、後で引用で全文を載せたいと思いますが、その創業者の平本氏もメッセージでおっしゃっている通り、最低でも1000時間ということなんです。

これは母国でも、ある程度理解し使えるようになるまでには、どんな人でも個人差があるのと同じことだと思います。
自分なんかは、同世代の近所の赤ん坊より言葉を発するのがかなり遅かったと、随分あとになってから親に知らされた覚えがあります。

得手不得手、みたいな側面もあるでしょう。

しかし、言語を、言葉を、会話を習得するために、諦めることはありませんよね?

それは母国語に限らず、他国語でも同様のこと。Communicationをはかろうとすれば、必須の人としてのツールなわけですから。

1000時間走り続ける。聞き続ける。ただし、自分のペースを崩さずに。

これが重要な、とても重要なことなんだろうと思います。

今、そのアルクでは35周年を迎え、キャンペーンも展開されています。
もし、少しばかりのきっかけにでもなれば、どうぞサイトへ飛んでみてください。


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もしかしたらAnniversaryとしての特別ページとしての一時的な掲載かもしれませんので、せっかくのいいメッセージなので全文を引用させてもらおうかと思います。

「1000時間ヒアリングマラソン」35周年 アルク創業者・取締役最高顧問からのメッセージ
英語の耳の臨界点、"critical point"を目指せ!
株式会社アルク創業者・取締役最高顧問 平本照麿

 1964年の東京オリンピック、さらに'70年の大阪万博を経て、日本の国際化が加速しました。国際会議の開催が増えたそのころ、僕は、日本で初めて設立された国際会議の請負会社で裏方の仕事をやっていました。
 そのとき痛感したのは、学校の英語教育では、いくらやってもコミュニケーションに役立つ英語が身に付かない、ということでした。それが契機となり、本当に使われている英語を教材にして出したのが、日本初の英語の声の月刊誌『ENGLISH JOURNAL(以下EJ)』でした。

 ところが、EJをいくら聞いていてもわからない、という声が続出して、挫折する人が後を絶ちません。そこで開発したのが「1000時間ヒアリングマラソン(以下、ヒアリングマラソン)」です。EJのインタビューを聞いてわかるようになるためには、最低1000時間、聞き続けなければならない、ということです。そのうち、「ヒアリングマラソン」を継続して、ある日突然、「耳が抜けた」ように英語が聞き取れるようになったという、うれしい声を聞くようになりました。こうなったらしめたものです。毎日英語を聞くのが楽しくて仕方がなくなるからです。

 これを僕は、リスニングのcritical point(臨界点)と言っています。耳が「英語に開ける」瞬間です。それは徐々にではなく、聞き続けているうちに、ある日突然、やって来るのです。そしてこれは、遅かれ早かれ、誰にでも体験できることなのです。今までに、実に多くの方から、このようなうれしい声をお寄せいただいて、「ヒアリングマラソン」を制作してよかったと思いました。

 ではここで、なるべく早くcritical pointに達するための、いくつかのコツをご紹介しましょう。

 まず、基礎体力としての単語は、SVL(*注1)6レベル、欲を言えば、8レベルの語彙力を身に付けることを目指しましょう。できるだけ正確な発音で取り込んでください。もちろん「ヒアリングマラソン」をやりながら、語彙力をどんどん増強していけばOKです。

 次にぜひお勧めしたいのは、英語の本や新聞を最低1分間150ワード以上のスピードで音読する訓練をすることです。ネイティブの話すスピードは、通常、1分間150〜180ワードと言われています。自分で発話できないスピードの音声は、聞いて理解できるようにはなりません。この時の注意は、できるだけ正確な発音で読むこと、わからなくても頭から読み流していくこと、わからない単語があっても立ち止まらないことです。シャドーイング(*注2)も効果的な方法です。聞くことと並行して、口に出す練習はぜひ続けてください。

 ちなみにEJの読者の中には、10年以上ご愛読いただいている方もたくさんいます。海外留学や駐在に行く前、さらに帰国して、再度、聞き始める方もいます。そういう方は、もう勉強のためというより、楽しいからとか、英語に常に耳を慣らしておきたいから、という理由で聞いていらっしゃるようです。いろいろなセミナーやパーティー会場で、英語で仕事や研究をされている方から、ヒアリングマラソンで英語が使えるようになりました、と感謝されることもよくあります。EJを子どもと一緒に聞いてます、と報告していただくこともあります。まさに制作者、冥利に尽きる瞬間です。

 最後に、EJは今の時代でも、最高レベルの難易度の英語教材です。英語を使って世界で活躍したい、と思う方には、ぜひ征服していただきたい到達点です。EJ収録のインタビューやスピーチがすんなりわかるようになれば、ネイティブスピーカーとのおしゃべりが楽しめ、英字新聞も楽に読め、英文メールで思いわずらうこともありません。毎月のテストや、疑問点などを何度でも質問ができる会員サービス「HMクラス」など、学習を続けるためのサポートが整っている「ヒアリングマラソン」の中でEJを聞くことで、漫然と聞き流すだけでなく、実践的な英語が身に付いてくることを、必ず実感できるはずです。

 一人でも多くの日本人がcritical pointに到達し、真の意味で、コミュニケーションの道具として英語が使えるようになることを、心から願っています。

*注1:「標準語彙水準SVL(Standard Vocabulary List)12000」の略。SVLは、長年にわたり学習教材・書籍を通じて英語学習者の皆さんをサポートしてきたアルクが、蓄積してきたさまざまな英文データと、多数の貴重な選考資料をもとに、日本人の英語学習者にとって有用であると思われる英語語彙1万2000語を選び出し、基礎から上級へと12のレベルに区分した段階別学習語彙リストです。
*注2:聞こえてくる英語の音声から、1、2語遅れて、聞こえた通りにまねて言う練習法。

キャンペーン第1弾

「ヒアリングマラソン35周年キャンペーン」

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【特典1】
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ゴッホやピカソ、ヘミングウェイも愛したと言われる、あの伝説的ノートブックをアルクオリジナルデザインで作成しました。

■対象講座
1000時間ヒアリングマラソン 価格:53,784円(税込)


【特典2】
35人にお1人、教材がタダに!
「1000時間ヒアリングマラソン」(12カ月コース)、6カ月コース、3カ月コース、Lightコースを4月号または5月号開始でお申し込みいただくと、抽選で35人にお1人、教材代がタダに!

■対象講座
1000時間ヒアリングマラソン    価格:53,784円(税込)
ヒアリングマラソン6カ月コース   価格:30,240円(税込)
ヒアリングマラソンLight      価格:38,880円(税込)
ヒアリングマラソン特別3カ月コース 価格:16,200円(税込)

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